Webcastは日本語でも行われていますが、特にコンピュータ業界で技術的なセッションをWebcastを用いて行われることが多く見られます。
今日紹介する、マイクロソフトのSupport Webcastもそのひとつです。
マイクロソフトのSupport Webcastはマイクロソフト サポート オンラインから"support webcast"を検索文字に指定して、検索することで探すことができます。たとえば、Microsoft Office 2003のセキュリティ向上を見てみましょう。このページは最初の「ご注意」というところに書かれているように、機械翻訳で日本語にされたものなので、ところどころ日本語がおかしいところがあります。もし耐え難いようでしたら、オリジナルの英語のページにURLの"ja"の部分を"en"にすることでアクセスできますので、そちらをご覧になると良いでしょう。
このページにある指示通り、"View this Support Webcast"をクリックすることでWindows Media PlayerによりWebcastは開始されます。また、"Read the transcript from this Support WebCast"をクリックすることでTransctiptを読むことができます。ただし、このTranscriptは一語一句を完全に記述しているものではなく、どちらかというとハンディキャップを持った人でもPower Pointファイルとあわせてみることで内容を理解してもらおうというもののようですので、ときたまあるパラグラフ全部が抜けていたりします。また、正確さも完全ではありません。このSupport Webcastではない別のものでしたが、USBをUSVと書かれていたものもありました。
いずれにしろ、英語のヒアリング教材としてTranscript付きのものを探しており、このような技術的な話に興味がある方には、ちょうど良い教材ではないでしょうか。
一方、TOEIC学習/一般の英語学習という観点で見てみると、難点は、
・トピックが技術的なもの、しかもマイクロソフト製品に関わるものなので、興味が持てないものも多くある。(大半が興味持てない? (^^;;;;)
・時間が1時間前後と比較的長いものが多いので、単にヒアリング学習という観点で参加するには集中力が途切れがちになってしまう。
というところでしょうか。もう少し短くコンパクトにまとまっているものがあると良いのですが。
なお、ここで紹介したOffice 2003のSupport Webcastは過去に行われたもの(=Archive)です。本来はWebcastはリアルタイムで行われ、その場で質問なども可能です。日本からだと時差があるのでなかなか気軽にというわけにはいきませんが、興味のある人は参加してみると良いでしょう。
詳しくはMicrosoft Support WebCastsまで。
ほかのITベンダーやメディア(ニュース配信会社)も同じようなことをやっているようですので、試してみて面白そうでしたら、ここで紹介します。