この本はTOEIC対策という意味では直接関係するものではありませんが、最近はTOEIC向けの勉強よりも、英語の総合力をつけるような本を読むようになってきています。
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この本は英文の読み書きはそこそこにこなせるが、いまひとつネイティブの書く英語ほどしゃれた表現ができないと悩んでいる人にお勧めの本です。そう、まさに今の私がこのレベルです。TOEICは基本的に受身のテスト−つまり聞く&読むことに関する能力を測るテスト−なので、たとえTOEICでハイスコアをとっていても、必ずしも英作文の際にネイティブ並みの表現ができるわけではありません。もちろん、TOEIC860点以上をとるような人であれば、「通じる」レベルの英文は問題なく作成できます。ただ、ネイティブが書いた文章を読むと、そこには何か越えられないものを感じてしまいます。
英文をこなれたものにするためには、文法の使い方などはもちろんのことですが、この本では正しい文法の中でも、単語の使い方ひとつ、語順の選択などで、どのように自然な英文にできるかが記述されています。
人によっての向き不向きがあるかもしれませんが、英文メールの作成が業務でも必須の私にとっては、この本には目からうろこのTIPSが満載でした。
お勧めです。